福岡県警本部長が年頭会見　今年の目標・課題

福岡県警の岡部正勝本部長が１１日、年頭の会見を行い、今年の目標や課題について意気込みを語りました。 岡部本部長は、特に取り組むべき重点目標として昨年同様、「暴力団の壊滅」、「飲酒運転の撲滅」、「性犯罪の根絶」の３つを掲げました。 去年は、工藤会が関与したとされる長期未解決事件の検挙や、飲酒運転の発生件数の減少など、一定の成果がみられたということです。 一方で児童虐待の通告児童数が過去最多を更新し続け、重大な虐待事件が後を絶たないことや、ニセ電話詐欺の認知件数と被害額が前の年を大きく上回ったことなどを、課題として挙げています。 岡部本部長は、「県民の皆様が安全で安心して暮らせる社会の実現を目指す」としています。